日本海側を中心に19日も続いた降雪で、交通機関に影響が出た。
関越自動車道では、NEXCO東日本が19日朝の通行止め解除をめざしていたが、朝から雪の勢いが強まり、ずれこんだ。除雪車80台で作業しても、終わった場所にすぐ雪が積もる状態になり、通行止めとなっていた小出インターチェンジ(IC、新潟県魚沼市)―月夜野IC(群馬県みなかみ町)では、午後9時半にようやく上下線ともに解除された。
日本航空は、雪や強い風の影響で同日午後6時現在で36便が欠航し、約970人に影響が出た。三沢空港では、全便が欠航になった。秋田空港や函館空港の発着便でも欠航が相次いだ。全日空では、計6便が欠航、約190人に影響が出た。
JR東日本は、今後の降雪量によっては「列車の遅れや運休が発生する場合がある」として、注意を呼び掛けている。
着雪で東北新幹線1本に遅れ
19日午後5時15分ごろ、東北新幹線福島駅で、新庄発東京行き「やまびこ・つばさ150号」の車両に多くの雪が着いていることが確認された。雪が落下して信号設備などが損傷するのを避けるため、福島―大宮間で速度を落として運転することになり、27分の遅れが出た。約410人に影響が出た。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル